生物群集の生息空間

ビオトープの可能性


ビオトープってご存知でしょうか。元々は外国の言葉なのですが、日本でもガーデニングや盆栽などにこのビオトープが生かされているのです。とくに盆栽ともなると、相当な高額で売買がなされています。年配のお爺さんが、かわいらしい盆栽に夢中になっている様は実に愛らしいですね。ここでは、そんなビオトープのご紹介をしたいと思います。

ビオトープについて

ビオトープとは

ビオトープとは、日本語では生物空間とか生物生息空間という意味になります。要するに、生物が生息している環境を意味する言葉ということになります。もっと具体的な例では、鳥が巣を作ったり夜休んだりする森林、あるいは魚が泳いでいる川や池などがビオトープということになります。

さらには、子供さんが家の庭やベランダで金魚やメダカを飼う水槽もビオトープということになります。そういう意味では、近くの川で小魚を捕ってきて水槽で飼ったというのは、多くの方が子供の頃の思い出としてあるのではないでしょうか。

ビオトープの重要性

ビオトープは、動植物が生息している環境を意味する言葉なので、その言葉よりも動植物の住環境を守るということはとても大切なことです。とりわけ近年、人による環境破壊や乱獲によって多くの動植物が絶滅の危機に瀕しています。

そうしたことから、今後動植物のビオトープを壊さないということが大切です。

あるいは一旦人の手によって壊されたビオトープは、その原因を取り除いて本来のビオトープに復元していくということも重要です。

ビオトープ作りの注意点

日本庭園に見られる人工的なビオトープ

日本庭園には、植木が自然に生育しているように見えたり大きな池では鯉が悠々と泳いでいます。まさにビオトープを再現しているかのような雰囲気があります。

ただし、実際に自分の家の庭でビオトープを作ろうとしたら大変です。それこそ相当な費用と労力がかかってしまいます。とくに池で鯉を泳がせたりする場合には、いろんな注意点があります。

とくに、問題となるのは水道代がバカにならないとか、ボウフラが湧いて蚊が大量発生して困ったなどの苦情です。

盆栽鑑賞もビオトープの一種

長年勤めていた会社を退職して、趣味の盆栽をいじりながら老後をのんびりと過ごすというお父さんも多いのではないでしょうか。こうした盆栽もビオトープの一種といえます。とりわけ、小さな鉢の中で樹木が自然に生育している様を再現して見せる盆栽は、まさに芸術作品といえるでしょうね。

その代り、例え盆栽でも生き物です。従って、下手したら盆栽が枯れてしまうこともあるので注意が必要です。とりわけ、水やりが重要なポイントです。土の表面のコケなどが乾いてきたら水をやらないといけません。また、風通しのよい場所に置くという場所選びも重要です。

ベランダビオトープを作ろう!作り方を解説

金魚が泳ぐビオトープ

近頃では、メダカが絶滅に近い状態なのだそうです。そんなメダカといえば、子供の頃には魚捕りの定番でした。そのため、縁日などでよく買ってくる金魚が最適です。その金魚をプランターに入れて飼うのです。

その代り、プランターで飼う場合には水の入れ替えが重要です。とくに金魚の場合にはフンが多いので、水がすぐに濁ってしまうのです。そのためたとえプクプクを入れていたとしても、水の入れ替えは重要なポイントとなってきます。

オシャレな睡蓮鉢

ベランダや庭に睡蓮鉢を置いて、水草を育てるというのも実に風流でオシャレな雰囲気がします。とくに近頃ではホームセンターに行くと、睡蓮鉢やいろんなガーデニング用品を買いそろえることができます。

また、睡蓮鉢に入れた水草と一緒に小魚を飼うというのもおすすめです。小魚もホームセンターなどでは手ごろな値段で購入することが可能です。その代り小魚は生き物なので、水草以上に水の入れ替えを欠かさず行うことが大切です。

その他の生態系についての記事はこちら → 棚田と谷戸田:日本の農との関係性を考える

まとめ

ビオトープの再現の仕方についてご紹介してみました。実際にベランダや庭でビオトープを置くだけでも、随分と癒しの効果があるので試してみてはいかがでしょうか。